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椅子はもともとは権威の象徴して、権力者の椅子として発展してきました。
中国の椅子もヨーロッパの椅子も、権力者が座っていたのは装飾がコテコテとしていて、どっしりした椅子です。
ウィンザーチェア
しかし、別の父系として、イギリスの農民の生活から生まれた椅子があります。
ウィンザーチェアの特徴は、無垢材のみを使用して作られていること。
椅子を分解すると、丸棒と板座と背もたれの曲げ木部分だけになるという、とてもシンプルな作りです。
レストランやカフェ見かけたことがあると思います。
ウィンザーチェア型ロッキングチェア
ピーコックチェア
ウィンザーチェアを元にして、モダンにアレンジしてデザインされた椅子もたくさんあります。
ウェグナーがウィンザーチェアをリデザインして作ったのがピーコックチェアです。
孔雀が尾を広げた時のイメージです。美しいですね。
モダンなウィンザーチェア
日本のメーカー「飛騨産業」作っているシンプルでモダンなウィンザーチェアがこちらです。
材料も少なくとてもシンプルな作りですが、座面と脚はボリューム感がありしっかりした感じがあります。
「宮崎椅子」が作っている小泉誠デザインのウィンザーチェア
こちらもシンプルでカッコイイ!!
ちなみに、僕はウィンザーチェアの大ファンで、アンティークのウィンザーチェアを1脚持っています。
アンティークショップで1脚2万8千円で買いました。
ウィンザーチェア大全
ウィンザーチェアについて詳しく知りたい方には、こんな本もあります。
ただし、1冊で5000円くらいするので、よほどのウィンザーチェア好きしか買う人はいないと思います。(もちろん、僕は持っています。)
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