AKARIシリーズは、世界的彫刻家で日系アメリカ人(アメリカ人と日本人のハーフ)である巨匠イサムノグチがデザインした和紙を使用した照明器具です。
1950年代鵜飼の見学に訪れたイサム・ノグチは岐阜市より地場産業の活性化の一環として岐阜提灯のデザインを依頼されました。
AKARIには記号や数字が用いられ生涯、改良、修正を重ね200種類を超える照明彫刻をデザインしました。AKARIは単なる照明器具ではなく”作品”であるとイサム・ノグチは生涯大切にデザインを行っていました。
あかり 14A
14Aは上下に曲げ輪が使用された初期のモデルで、AKARIの頭文字”A”が付けられています。
14Aはノグチの彫刻作品「身ごもった鳥」との関係性が伺えるモデルです。
「身ごもった鳥」は彫刻家ブランクーシの作品「空間の鳥」の影響を受けた作品と考えられています。