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あなたはどのようにして椅子を選んでいますか?
なんとなくデザインや価格で椅子を選んでいませんか?
それで、本当にお気に入りの椅子に出会ったことはありますか?
椅子を買ってから後悔したことはありませんか?
椅子やソファは、服と同じくらい長い時間自分の体に触れ合うアイテムです。
もはやパートナーと言っても過言ではないほど、人の生活に即したアイテムになっています。
そのパートナー選びについて、もっと真剣に考えてみませんか。
このサイトでは、あなたがお気に入りの椅子に出会えるヒントが見つかると思います。
最近では、人間工学が発達して、座り心地の良い椅子というものが科学的に生産されています。
しかし、人の体型はそれぞれ違いますから、万人にとって座り心地の良い椅子というのはありません。
もちろん、多くの人に選ばれている椅子もたくさん存在します。
いまでも、100年も前に作られたデザイナーチェアは、いまだにたくさんの人たちに支持されています。人間工学という学問があまり形になっていなかった時代の椅子です。
それでも、座り心地は抜群で美しいフォルムを持っています。
たとえば、ハンス・J・ウェグナーの「ザ・チェア」
これは、不朽の名作といえるでしょう。
Hans J.Wegner The Chair JH 503 ラウンドチェアー oak ウェグナー 名作椅子
椅子選びに迷ったら、これを買えば間違えないです。
でも、高いです。1脚50万円です。
でも、買えば一生モノです。
1万円の椅子を一生に何回も買い換えるくらいなら、本物の椅子を50万円で買って一生付き合ってもいいかもしれません。
安物を使い捨てるのはもうやめませんか?
もちろん、安くても良い椅子はたくさんあります。
そんな椅子を僕も作っています。
でも、どうせ椅子を買うなら一生使えるお気に入りの椅子を買うことを僕はおすすめします。
デザイナーズチェアなら間違いない?
上で紹介した「ザ・チェア」をはじめ、デザイナーズチェアを購入するのは、椅子を購入する王道とも言えます。
しかし、デザイナーズチェアはブランド化しているので、他の椅子と比べて割高感があります。
あとは、サイズ感
輸入品のデザイナーズチェアでは、日本人の体型に合っていない場合もあります。
また、デザイナーズチェアの偽物(リプロダクト)がネットで安く売られているので気をつけてください。
写真で見ると本物そっくりですが、ディテールは全然違います。でも3万円で買えます。
しかし3万円払うなら、国産メーカーの椅子も選択肢に入ります。
日本人向けの国産の椅子の方が、日本人の体型を考えて作られています。
それこそ、人間工学を反映した椅子を作っている国産メーカーもあります。
メンテナンスやアフターフォローを考えると国産メーカーの椅子を選ぶのもひとつの方法です。
ニトリとイケアの台頭
家具業界のユニクロと称されるニトリ。そして、家具王国北欧からやってきたイケア。最近の家具業界は、この双竜が台頭しています。
イケアはデザイナーが入っているので、確かにオシャレです。
でも、ニトリの家具ってそれほどオシャレではないですよね?
それでも、みんなニトリを選ぶんです。
ということは、人々はそれほどデザインを気にしていない、ということがわかります。
それ以外の付加価値でニトリを選んでいるんです。
一番大きい理由は、ニトリで買えば、ホームファッションから家電、そして家具までまとめて安く揃えることができるからでしょう。
ニトリやイケアではルームコーディネートに力をいれていて、売り場がモデルルームになっているので、顧客購入後の室内の雰囲気をイメージしやすいです。
他の家具屋さんがなかなか出来ていない部分ですね。
インテリアショップでは、UNICOなどもコーディネートに力を入れていて、売り場だけでなくて、カタログでそのお店の世界観を発信しています。
家全体をコーディネートしてくれる店は、イメージしやすくて買い物しやすいのですが、部分的にみると、椅子の座り心地が悪かったり、ソファが実は小さかったり、買ったあとに欠陥が見つかったりします。
余分な情報に騙されず、このブログではあなたが最高の椅子に出会えるヒントが発見できることでしょう。