家具を買う前に検討するべき【TPP】

家具を買う前に、検討するべきことはなんでしょうか?

予算でしょうか?
それともデザイン(ティスト)でしょうか?

もちろん、どちらも大切です。
では、予算やデザインを決めるための基準が必要ですね。
その基準が、今回紹介する【TPP】です。

TPPとは、
Time(時間)/ Place(場所)/ Purpse(目的)
のことです。

これをしっかり確認することで、家具を買う予算やデザインなどがはっきりしてきます。

Time(時間)

まずは、Time(時間)を確認します。
ただし、ここでいうTimeは時間ではなくて期間です。

「どれくらいの期間を使用するつもりで家具を買うか」
ということです。

わかりやすいのが学生向けの家具ですよね。
小学生向けの学童デスク/チェアなど、特に子供っぽいデザインのものであれば、せいぜい小学校を卒業するまでの6年間しか使用しません。
中学生になって大人っぽいデスクに買い換える人もいるでしょう。

また、新社会人になったばかりで一人暮らしなら、ダイニングセットは必要なくて、ソファとセンターテーブルで暮らす人もいると思います。
社会人になって数年すれば、引っ越すかもしれないし、結婚するかもしれない。
やはり、新社会人の人は期間限定の安い家具で十分と考える人が多いことでしょう。

昔は、婚礼家具が一生モノの家具でしたが、最近は無垢だけで作られた一生使える家具というものはほとんどありません。
どうしても気に入った家具があってすぐに購入したい場合、次のPlace(場所)を確認してみましょう。

Place(場所)

Place(場所)では、
「どこにどの家具を置くか?」
を確認します。
まぁそのままですね(笑)

あなたの住んでいる家の広さに合う家具かどうか。
例えば、あなたが家具好きでル・コルビュジエのLC4シェーズロングが欲しかったとします。

でも、あなたが狭いワンルームアパートに住んでいて、万が一このLC4シェーズロングが置けたとしてもかっこ悪いですよね。
狭いアパートをこのチェアが占めるわけですから。
このLC4シェーズロングを置くなら、それなりに広い部屋が必要です。

ワンルームアパートだったら、ダイニングセットを置く場所もとれないし、やはりベッドとセンターテーブル。
もしくは、布団とソファとセンターテーブルなどの組み合わせになりますね。

僕も、20代の頃ロフトベッドで暮らしたこともありましたが、酔っ払って帰ってくると登り下りがしんどいです(笑

また、ファミリーの場合でも、テーブルやソファのサイズなどは、慎重に検討する必要があります。
部屋の大きさはもちろん、来客の有無なども検討します。
4人家族でも頻繁に来客があるようなら、6人用のダイニングセットが必要になりますし、ソファもコーナータイプの大きいものを買った方がいいかもしれません。

小売店で買う場合、店員さんから場所的なアドバイスをしてもらえます。
家具店へ行く際は、自分の部屋の間取り図(寸法入)を持って出かけましょう。

Purpose(目的)

Purose(目的)で確認すべきことは
「どんな雰囲気の部屋にしたいか?」
というデザイン(ティスト)的なことです。

ニトリやイケアなどに行くと、ルームコーディネートしたモデルルームが展示されているのすごくわかりやすいですよね。
もちろん、モデルルームを観て決めるのもありです。
その前に、
「どんな雰囲気の部屋にしたいか?」
自分で考えてみましょう。

例えば、
「北欧スタイルがいい」
「ナチュラルテイストがいい」
「モダンで大人っぽい部屋にしたい」
「アジアンな部屋にしたい」

これがしっかりイメージできていないと、買ってきた家具の雰囲気が合わず、部屋の雰囲気が出ません。
家具は単体で買うのではなく、自分の住む家と他の家具との関係性を考えながら購入しましょう。

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