色に寒色と暖色があることをご存じの方も多いと思います。
寒色はブルー系で、暖色はオレンジや赤などですね。
そして、寒色系は後退色、暖色系は進出色とほぼ一致します。
赤やオレンジは、実際の距離より近くに見えて、迫ってくる感じです。
暖色系は遠くから色を確認できる視認性も高いため、看板の警告に多用されます。
しかし、赤やオレンジ、ピンクなどに室内の壁を塗ってしまうと大変です。暑くて狭苦しい部屋になってしまいます。
逆に青系は、後退色のため、実際の距離より遠くに見えます。視認性も低いです。
青系は寒色でもあるため、人の体感温度を下げる効果があります。
僕が暮らすベトナム南部は平均気温が30度前後という常夏の国です。そのため室内の壁を薄い青で塗られている家が多いです。床は白っぽいタイルを張ってあり裸足であるくとひんやりします。
さて、問題なのは青い車です。
青は後退色のため、実際の距離より遠くにあるように見えます。
ですので、青い車は距離感覚を間違えて、後ろから突っ込まれやすいんです。
「信じられない!」
という方は、「青い車 事故」で検索してみて下さい。
他にもたくさんソースが出てきます。
青い車にお乗りの方はくれぐれもお気をつけください。