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2020年話題となっているマンガ「鬼滅の刃」
母や兄弟姉妹が家族を鬼に殺され、唯一生き残った妹も鬼になってしまった。
主人公の竈門炭治郎は、鬼退治しながら妹を人間に戻す方法を探る。
鬼滅の刃の舞台は大正時代です。
日本では椅子の歴史は浅く、明治維新になり洋風建築が建てられるようになり、少しずつ椅子が普及し始めます。
しかし、明治〜大正時代はまだまだ大衆は畳の上で生活していました。
実際に一般家庭で椅子が使用されるようになったのは、戦後からです。
なので、鬼滅の刃には椅子らしい椅子は出てきません。
探すのが大変でしたが、なんとか見つけた椅子を紹介していきます。
無限列車の座席
映画化されて、興行収入でも話題になっている無限列車編。
汽車なので座席がありますね。
不自然についている手すりが気になりますが・・・。
背板を欠き込んで肘を下から取り付けるなかなか手のこんだ仕様になっています。
上弦の弐 童磨の座るソファ
柔らかそうな大きなローソファです。
『万世極楽教』という宗教の教祖という立場から、普段から常に座っているのが仕事の童磨さん。
このソファならくつろぎながら、教祖としての仕事ができそうです。
あなたの家にも、童磨のすわるソファのようなビーズクッションはいかがですか。
木製の長椅子 ベンチ
日本では、縁側だけを切り取ったような長椅子、ベンチと言われる木製の腰掛けは昔から使われていました。
ここは屋台の長椅子ですが、他の歴史的時代背景を描いた漫画でも茶屋などではよく登場します。
ただ、なかなか椅子らしい椅子が見つかりません。
大正時代は限られた人たちしか椅子が使われていなかったのですが、結構忠実に時代に沿って描かれているようです。
漫画の舞台は、郊外の農村でのシーンが多いので、椅子に出会うとしたら炭治郎たちが浅草にやってきたときしかありません。
珠世さんの座る椅子
ようやく椅子らしい椅子がでてきました。
ここは、鬼であり医者である珠世さんの病院です。
珠世さんが座る椅子は、モダンでいまの時代でもよく見かけるタイプのデザインです。
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