島忠がニトリの傘下にはいったら、島忠の家具店はどうなるのか。

最近では、ニトリが島忠を買収し傘下に収めようとしていることが話題になっています。

いまの島忠といえは「ホームセンター+家具店」ですが、元々は家具専門店として創業されました。
それはニトリも同じで、ニトリは北海道から始まった家具専門店です。

各社の戦略の違いから、会社の規模も業態もいまではまったく違う企業となり、その2つの企業が統合されようとしています。

この話とほぼ同時期に、話題となったのがIDC大塚久美子社長の退任です。
前社長と喧嘩別れして5年、赤字続きでヤマダ電機グループの傘下に入っていたIDCですが、大塚久美子社長は結果が出せず退任という形になりました。
この結果は、IDCがヤマダ電機グループに統合された時点でほぼ見えていた未来だと思います。

では、島忠がニトリに統合されたらどうなるのでしょうか。

おそらく、ホームセンター事業はいまの島忠のブランドを残して継続されるでしょう。
じゃあ、家具店の方は・・・、椅子ラボの予測としては、徐々にニトリの店舗に変わっていくとみています。

そもそも、島忠のような従来型家具専門店は、ニトリの台頭により10年ほど前から苦戦を強いられています。
島忠の品揃えのほとんどは、国内の問屋やメーカーから仕入れたものであり、オリジナル商品もありますが価格的なメリットが出せていませんし、競合店との差別化ができていません。

IDCの失敗をみれば明らかですが、現代の家具市場のマスマーケットはニトリの得意とする裾から中間の価格帯です。
島忠は一部高額な商品を置いていますが、高額商品を売るには販売員の知識やセールス力が必要です。
しかし、ニトリのスタッフはそのような教育は受けていません。

もし、島忠の家具店舗がニトリへと変わってしまうと、日本国内の一部の問屋やメーカーでは大きく売上を落とす企業も出てくるでしょう。

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