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ホワイトオークとレッドオーク
一般的な家具に使用されているオークは、ホワイトオークです。
しかし、ホワイトオークと言っても表面が白いわけではないんです。
オーク材は、実際には数種類の木材の総称で、その中でも明るい色のオークをホワイトオーク。赤っぽいオークをレッドオークと呼んでいます。
実際に樹木の木目は、産地によって異なります。
同じ樹木であっても、環境によって色目や木目が異なるので、オークと言ってもこれだけの名称が存在しています。
ホワイトオーク:アメリカンホワイトオーク、ウェスタンホワイトオーク、アパラチアンオーク、 オレゴンホワイトオーク、チェリーオーク、スワンプチェストナットオーク、オーバーカップオーク、ポストオーク、チンカピンオーク
レッドオーク:ノーザンレッドオーク、サザンレッドオーク、スパニッシュオーク
ホワイトオークとレッドオークの違い
![ホワイトオークとレッドオークの違い](https://i0.wp.com/chairlabo.com/wp-content/uploads/2019/02/628d24f19f11f286c9ac5bc165174ed7.jpg?resize=2341%2C1184&ssl=1)
ホワイトオークとレッドオークの違い
ホワイトオークとレッドオークの違いを上の表にまとめました。
日本ではホワイトオーク材の人気が高く、家具店でよく見かけるオーク材の家具にはホワイトオークが使用されています。何度も書きますが、ホワイトオークと言っても材料が白いわけではないんです。ホワイトオークは淡黄白色(黄色っぽい材)。レッドオークは淡い黄褐色(赤っぽい材)です。
一方でレッドオークはホワイトオークよりも安価で流通量も多いです。安価なため、フローリング材や建材としての利用が多いです。
オーク材に現れる虎斑とは
![虎柄](https://i0.wp.com/chairlabo.com/wp-content/uploads/2019/02/3742da31693ad3b69c1c54851c8201a3.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
虎柄
ホワイトオークにもレッドオークにも、柾目面に「虎斑(とらふ)」と呼ばれる木目が入ることがあります。虎斑はシルバーグレインとも呼ばれます。
これは、無垢材ならではの特徴です。
![虎斑](https://i0.wp.com/chairlabo.com/wp-content/uploads/2019/02/162H.jpeg?resize=817%2C408&ssl=1)
虎斑
この虎斑を楽しむのがオーク材の味わい方です。くれぐれも、虎斑を見てクレームをいれるようなことをしないでくださいね。