家具大手ニトリの公式通販サイト「ニトリネット」(https://www.nitori-net.jp/)を装った偽サイトに関する相談が北海道警などに相次いでいる。主に氏名やクレジットカード番号などを入力してしまったという内容で、道警は個人情報を盗み出すフィッシングサイトとみて注意を呼びかけている。
道警サイバーセキュリティ対策本部によると、ニトリの偽サイトに関する相談は11月中旬から寄せられ、12月4日までに計27件に上る。いずれも道内居住の20~50代の男女からの相談だった。偽サイトはニトリのロゴや内容をまねたもので、氏名や住所など個人情報を入力するよう促される。
引用:朝日新聞デジタル
偽のフィッシングサイトのURLは「https://www.mitori-net.jp/」だったそうですが、現在はアクセスできません。
2020年コロナ禍のせいで、多くの業界で売上に悪影響を与えましたが、家具業界にとっては意外なことに巣ごもり需要がおこり、例年になく家具の売上が伸びています。特に家から買い物ができるECサイトの売上は急増し、緊急事態宣言後は家具小売店トップのニトリのECサイトでは一時的に商品を制限するほどアクセスがありました。
ニトリは数年前から、ECサイトに力を入れていましたが、コロナ禍の影響で一気に実店舗からECサイトでの購入の流れが加速しました。
特に、ニトリなどのように実店舗を持つ小売店がECサイトをもつ場合、クロスチャンネルと呼ばれ、実店舗とECサイトのそれぞれの特徴を活かして販売することでいいとこ取りすることができます。
実店舗があれば、ネットショップ(ECサイト)の弱点と言われる「実物確認できない」を克服できます。
家具のように大型で高額な商品は、ネットで購入するのは勇気がいります。そんな方はネットでみて気になったものを実店舗へ行って現物を確認すれば購入の決めてになります。
また実店舗で見て気になった商品をその場で購入せずに、家に帰って家族と相談の上ネットで購入する。
ニトリは、この実店舗とECサイトのクロスチャンネル戦略が功を奏したといえます。
そのニトリのECサイトに便乗しようとフィッシングサイトが立ち上がったのです。
人々が知られていないネットショップならまだしも、ニトリの知名度(ブランド力)は高くそれに引っかかる人も多く出てしまったようです。
ニトリの場合、3つのECサイトがあります。
・自社サイト【ニトリネット】 https://www.nitori-net.jp/
・楽天サイト【楽天市場店】 https://www.rakuten.ne.jp/gold/nitori/
・ヤフーショッピング【Yahoo!店】 https://shopping.geocities.jp/nitori-net/
今回の件は、自社サイトに似せたフィッシングサイトが作られていたようです。
楽天やヤフーショッピングは、すでに会員の方は改めて個人情報を入力する必要はないので比較的安心です。
ちなみに、楽天やYahooショッピングでの販売の場合、楽天などの運営側が売上からロイヤリティが惹かれるため、小売店としてはロイヤリティを引かれない自社サイトに力を入れています。その構造は、ホテルの予約なども同じです。楽天トラベルで予約が入るよりは、自社サイトからの予約の方が企業側の利益は大きいです。
ニトリの知名度の高さから、フィッシングサイトが大きなニュースになりましたが、ニトリ以外でもそれなりに売上があるECサイトでは、偽サイトがつくられて被害にあっているようです。
フィッシングサイトとアフィリエイトの違い
ちなみに、当サイトはアフィリエイトサイトです。フィッシングサイトではありません。
ニトリの商品なども紹介していますが、全て楽天アフィリエイトを採用しており、当サイトからのリンクは楽天の販売ページとなります。
その販売ページから読者の方が購入してくれた場合、1〜3%ほど紹介料として楽天からいただいています。
当サイトのリンクを踏んだからといって、その紹介料分高くなるわけではありません。お気軽にクリックしてください。
また、楽天に登録されている読者様の個人データなどもこちらでは知ることはできません。その点もご安心いただいて大丈夫です。
フィッシングサイトは、住所・生年月日やクレジットカードなどの個人情報を得て、それを悪用することを目的として作られています。
アフィリエイトサイトとフィッシングサイトは似て異なるものです。全く違う目的で運営されていますのでご理解いただけると幸いです。
※なお当サイトでは、紹介する商品にも一定の基準(レビューの高さ、ブランド力など)を設けており、読者の方が満足する買い物ができるよう気をつけております。