椅子ラボ

オバハンライターオークション 幻の椅子 半径5メートルネタバレあり

※この記事はNHKドラマ「半径5メートル」のネタバレを含みます。

あなたならこの椅子をいくらで買いますか?

NHKドラマ「半径5メートル」にて、オバハンライターこと亀山宝子(永作博美)が突然椅子のオークションをはじめました。
アールヌーヴォー調の有機的デザインのアイアンチェアです。

「この椅子が欲しいものは、入札金額と理由を明記すべし」
僕なら、この時点で浮かんだ金額は2万円。理由は日本ではあまり見かけない椅子だから。ベランダとか屋外に置きたいですね。

さて、皆さんはいくらで買いたいと思いますか?

椅子にまつわるストーリー その1

「この椅子は、ミラノの家具デザイナーが1921年に、恋人だけのために作った世界に一つだけの椅子である。」

椅子にまつわるストーリーが一つ追加されました。
家具デザインの中心地ミラノで作られた世界に一つしかない椅子です。
なんにも情報がない状態よりも椅子に興味が出てきたのではないでしょうか。
有名なデザイナーのものであれば、100万円以上の価値があるかもしれませんね。

ただ、実際にどれくらいの価値があるかわかりません。
僕なら3万円までなら出しても良いかな、と思います。

椅子にまつわるストーリー その2

「この椅子を手にした者は、必ず『運命の人』と出会い、結ばれる。」

お、なんとも迷信くさい話になってきました。
もし本当だとしたら、ほしい方がいるのではないでしょうか。

僕ならもうすでにパートーナーがいますので、オークションから下ります。

ドラマの本編では、このストーリーが出たところで入札があったようです。

椅子にまつわるストーリー その3

「この椅子を手にした者で、五年以上生存した者はいない。」

なんと、「100日後に死ぬワニ」ではないですが、5年以上生きられなくなるとのことです。
うーん、さすがにこの時点でみんな入札から降りたようです。

自殺志願者や人生に絶望した人、人生の終わりが見えてる人などは欲しがるかもしれませんね。

何を基準に椅子を選んでいるか

世の中には椅子好きの変わり者がいて、素敵な椅子は何脚でも家に置けるって人もいます。
ですが、だいたいの人が目的によってしか椅子は買わないでしょう。食事用、仕事用、勉強、くつろぐための椅子。
そんな中、このオバハンライターオークションというのは、押しつけのように始まりました。
実際、椅子をほしいと思っていなかった人も
「この椅子を手にした者は、必ず『運命の人』と出会い、結ばれる。」
なんてセールストークされた日には、買いたくなってしまう人もいるでしょう。

いまの世の中は供給過多な時代ですから、セールストークによって売られているモノも多いんですよね。
ただ、ネット社会になって口コミが読めるようになったので、セールストークの効果が薄れているのも事実です。

ただ、椅子を買うときには、目的を持って選んで欲しいものです。
家具の購入を考えたら、4W1Pを確認してくださいね。

#半径5メートル #オバハンライターオークション

あなたならいくらで買いますか? pic.twitter.com/nSJNqTxNHa

— 椅子ラボ chairlabo.com (@chairlabo) May 15, 2021

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