カラーコーディネーター2級と1級(第二分野 商品色彩) 独学で同時合格した勉強方法

※2015年にカラーコーディネーターの勉強をした際の方法です。テキストや出題範囲が変更になっている可能性があります。

1級の勉強期間は約4ヶ月

11月のカラーコーディネーター1級の検定試験に対して、僕が本格的に1級の勉強を始めたのは、8月に入ってからです。
試験日は2015年11月29日だったので、約4ヶ月の勉強で1級の試験に合格できました。
1級第二分野「商品色彩」の合格証と成績です。

1級は4ヶ月の勉強で83点でした。

設問9は2級の範囲ですが、ここで10点取れたのは大きかったですね。

2級と3級の勉強期間は合わせて約8ヶ月

とりあえず2級が取れればいいやー、と思って4月から3級の勉強を始めたので、3級は1ヶ月、2級は約7ヶ月勉強しました。
8月からは、1級と2級を並行して勉強しました。
2級は84点でした。(3級は受験せず)

カラーコーディネーターの勉強は面白い

色彩の勉強は、正直面白いです。

色彩は心理学と物理学両方の要素があります。
僕は、心理学が好きなので、色彩が人の心理に及ぼす効果を勉強するのは楽しかったです。
3級までの範囲は、高校までに習ったような内容なので、一般常識に毛が生えたような感じでわかりやすいです。

でも、2級に入るといきなり難しくなります。
何回参考書を読んでも理解できない部分が出てきます。
それでも、3ヶ月間3級と2級を繰り返し勉強していたら、ある程度理解できるようになりました。

これなら、1級もイケるんじゃねーかなーと思い、1級のテキストを購入したのが7月です。

でも、テキストが手元に来たのは、8月に入ってからでした。
僕の夏休みの帰国に伴いテキストを受け取ったからです。
それから、2級と1級の勉強を同時に続けながら、11月29日に帰国して、2級と1級を同時に受験しました。

カラーコーディネーターの勉強を始める前の準備

まずは勉強計画を立てよう

ただ闇雲に勉強しても、勉強量が多ければ試験には受かると思います。
しかし、僕は社会人ですから昼間は仕事、
夜は接待や子供の相手をしたりして、あまり勉強をする時間がありません。
ですから、いかに限られた時間で効率的に勉強するかが大事でした。

一日に、勉強する時間をどうやって作り出すのか、
またどういった勉強方法が良いのか考えて、勉強計画を立てました。

その参考になったのがこの本です。

東大卒の著者が効率的な勉強方法を記してあります。

実際に僕が勉強に当てた時間は、一日30分~1時間でした。
朝5時に起きて、約30分勉強して、その後、通勤時間の30分をなるべく勉強に当てていました。
そして、日曜日は2時間くらい過去問題や模擬試験を解くようにしていました。

まずは、1日の中でどれくらいの時間を勉強に充てられるか見直しましょう。

2級と1級同時受験までに使用したテキスト及び問題集厳選5冊

テキストは、持ち歩いていたのでどれもボロボロです。
勉強していた感が出ていますね。

3級の参考書

 

3級の公式テキストは、購入しておりません。
どちらにしろ3級の試験を受ける気がなかったので、この参考書で十分でした。

2級の参考書と問題集

3級とは違う著者でした。
2級の内容が難しいせいもありますが、中々テキストの内容は頭に入ってきませんでした。あまり分かりやすい参考書ではないです。
3級の参考書の方がわかりやすい構成でしたので、もしからしたら3級と同じ著者の方がいいかもしれません。

でも、僕は使っていないので保証はできませんよ。

2級の公式テキストは購入せず、問題集のみ購入しました。

 

公式テキストの代わりに問題集をひたすら繰り返しました。

問題集は、公式テキストに沿っているらしく、この問題集の8割解けるようになれば、ほぼ合格すると思います。
ただし、最後に過去問があるんですが、実際の出題範囲と違うので、この過去問はやらない方がいいかもしれません。
全然知らないことばかりで、不安になってしまい、テキスト改訂前の内容、要は勉強しなくていいところまで押さえたくなります。

1級のテキストと問題集

結局どれくらい勉強したのか

平日は、1日約1時間の勉強。
休みの日は、約4時間ほど勉強して合格しました。
しかも、1日1時間というのは、ほぼ移動時間中の勉強です。
ですので、通勤に片道1時間くらいかけている方なら、往復で1時間程度の勉強時間は確保できるのではないでしょうか。
是非あなたも、この機会にカラーコーディネーターの試験にチャレンジしてみてくださいね。

カラーコーディネーターと色彩検定どちらを受けるべきか迷っている方へ

さて、「カラーコーディネーター取得して人生変わったか」というと何も変わっていません。

しいて言うのであれば、

登録している就活サイトの履歴書にカラーコーディネーター1級と付け加えたところ、とある外資系メーカーからのオファーがありました。
しかし、僕は日本で働くつもりはないのでスルーしてしまいました。しかもいまの僕にとっては、500~600万円のオファーに魅力を感じません。せいぜい1千万円以上のオファーでないと心が動かないですね。

話が逸れてしまいました。

ところで、このカラーコーディネーターの資格とは別に、色彩検定という試験もあります。
「色の勉強をするにあたって、どちらの資格を取得するべきか」と悩まれる方が多いと思います。
このサイトで具体的に検証されているのですが、これだけ見ても決断は出来ないでしょう。

徹底比較!とるなら、どっち? カラーコーディネーターVS色彩能力検定試験

ちなみに、僕がカラーコーディネーターの試験を受けた理由は、

カラーコーディネーターの方が響きがよくてカッコ良かったからです。

ホント、それだけです。(笑)

さて、あなたはどちらの資格を取るべきでしょうか。
僕の結論を先に言ってしまうと、両方取得するべきです。

なぜなら、カラーコーディネーターの勉強を半年して試験に合格したところで、定着した知識にはならないからです。

しっかりと自分の知識として蓄えたければ、その分野に対して1年以上勉強を継続する必要があります。
半年程度の勉強なんて、1年も経てば覚えた内容の半分以上忘れてしまいます。

知識を活かして仕事をする人は、常にその知識の向上を目指すべきであり、カラーコーディネーターの1級をとったくらいで満足している場合ではないです。
僕の場合は、次回色彩検定を受けるか、それともカラーコーディネーター1級の環境色彩を受けるか、考え中ですが、最終的には全て取得するつもりです。
ちなみに、カラーコーディネーターという専門職は、この世にほとんど存在しない希少職です。

デザイナーやインテリアコーディネーター、建築士などが補助的な知識として、カラーコーディネーターの勉強して活用しています。

もし、色彩の知識を本当に身につけたいのであれば、色彩検定に合格したらカラーコーディネーターを、カラーコーディネーターを先に取得していたら色彩検定、と勉強を継続することが大事です。
インプットをしないことは、停滞ではなくて後退です。自分が変化しなくても、環境は常に変化しています。

カラーコーディネーターの知識を活かせる仕事

ここまでみてきたように、カラーコーディネーター1級を取得してすぐに、カラーコーディネーターの職に付けるわけではないです。

しかし、カラーコーディネーターの知識を活かせる仕事は山程あります。
むしろ、専門性のある仕事をしている人が、カラーコーディネーターの資格を取ることによって、色彩の知識が身につき、仕事の幅が広がると言えます。

カラーコーディネーター2級受験者の業種

どんな職業の方がカラーコーディネーターを受験しているのか見てみましょう。

2017年の2級受験者の業種(http://www.kentei.org/color/data.html

大学生 25.1%
サービス業 17.5%
高校・専門学校 14.2%
建設業 11.4%
製造業 11.3%
小売業 6.4%
無職 3.4%
金融・保険業 1.4%
運輸・通信業 1.0%

これは、職種というよりは、業種ですね・・・。
わかりづらい。

ここから読み取れるのは、学生が約40%ほどを占めるということです。
続いて多いのはサービス業。
これも分かりづらいですが、いわゆる「デザイナー」という職業はサービス業に分類されます。
また、「コンサルタント」や「コーディネーター」などもこのサービス業に含まれます。

デザイン業
工業デザインクラフトデザインインテリアデザイン商業デザインなど,工業的,商業デザインに関する専門的サービス提供する事業所をいう。
衣服スカーフなどの服飾デザイン服地着物地などのテキスタイルデザイン及びパッケージデザインを行う事業所本分類に含まれる

weblo辞書より引用

続いて、建設業、建設業です。
建設業は建築士
製造業は工業デザイナー

6.4%の小売業でも、お店のディスプレイなどの展示をするスタッフは、カラーコーディネーターの知識があると活かされます。

無職は、主婦だと見受けられます。

カラーコーディネーターの知識が発揮されやすい職種

カラーコーディネーターは色彩の魅力を引き出す仕事です。

自然の色、伝統的な色、流行の色など、わたしたちの生活にはたくさんの色が溢れています。
こうしたさまざま色を、どのように使えば、さらに魅力を引き出すことができるか。
それがカラーコーディネーターの仕事です。

「色」を通じて快適な空間を演出したり、商品を魅力的に見せたり、流行を作ったり・・・。
カラーコーディネーターは「色」を扱うために必要な色彩学の知識や、色彩についての実務的な知識もっています。
その活躍の場は、ファッションからインテリア、商品開発など、さまざまな分野に及びます。

カラーコーディネーターの知識を活かせるを職種を紹介します。

  1. ファッション及びパーソナルスタイリングに関するカラーコーディネーション(スタイリスト)
  2. 接客・販売に関する色彩提案とアドバイス(アパレル・家具・インテリアショップ・花屋などの販売員)
  3. 企業の色彩戦略に関する提案とアドバイス(コンサルタント・デザイナーなど)
  4. 商品の開発に関する色彩提案(プロダクトデザイナーデザイナー・マーチャンダイザー・バイヤーなど)
  5. 建築・インテリアの色彩計画に関するアドバイス(建築士・インテリアデザイナー)
  6. 店舗・観術品等の空間演出に関する調査・コンサルティング(空間デザイナー・アーティスト)
  7. 街づくり等の色彩環境に関する調査・コンサルティング(建築士・役所の都市計画担当者)
  8. その他の色彩調査・色彩計画・色彩管理等

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