シリーズどんなAIを椅子に搭載するべきか 【移動編】

世間でAIやらIotなど騒がれていますが、ローテクな家具業界ではなかなかIot化が進んでいません。
いや、実は自動制御を搭載した椅子の開発は行われています。
しかし、それは家具業界ではなくて、まったく畑違いの業界で行われていました。

そうです。
車椅子などの移動式の椅子です。
移動式の椅子に至っては、自動制御された目新しい開発が進んでいます。
数年後には、普段の生活の中で見かけることも増えるかもしれません。

今回は、自動制御された椅子を紹介します。

車椅子を自動制御することで介護士の人員を6分の1にできる

「椅子」といえば家庭用の椅子を想像してしまいますが、車椅子も立派な椅子です。
で、現代の魔法使いこと「落合陽一」がすでに自動制御化した車椅子の開発を進めています。
さすがです。

落合 例えば、施設内にある全ての車椅子の運行を制御するロボット。介護士さんが個別に車椅子を操作しなくても「カルガモ走行」式に自動的に施設内を移動することができるんです。技術的にそんなに難しい話じゃないんですよ。

ご飯を食べるとき、トイレに行くとき、入浴するとき、寝るとき、レクリエーションをするときなど、介護にかかるほとんどの手間は「移動」が占めています。今は、その全てに2人の介護士がついていなければいけない。

一度に3台の車椅子を自動運転し、それに介護士1人が付き添うとすれば、従来なら2人×3台=6人の人員が必要だったところ、5人の手を空けることができる。

引用:カルガモ走行式に車椅子を自動制御することで介護士の人員を6分の1にできる – 「賢人論。」第50回落合陽一氏(中編)

車椅子からの乗り降りだけを介護士が補助して、車椅子の移動を自動制御すれば、介護士の数を減らすことができるそうです。
現代の介護士の人手不足の着目した素晴らしい発想ですね。

日産が開発した動くオフィスチェア INTELLIGENT PARKING CHAIR


2016年に日産が公開した動くオフィスチェアです。
「パンッ」っと手をたたくとチェアが元の位置へ移動します。

これは、日産が開発した「Intelligent Parking Assist 機能」の宣伝のための動画なんですね。
実際にこのオフィスチェアは販売されていないみたいです。

日産が開発した動く椅子 Pro PILOT CHAIR


これは順番待ち用の椅子ですかね。
決められた道に沿って椅子が移動します。
これも日産が開発している自動運転の技術を椅子へ応用したものですね。

レールの上を走らなくても決められた順路を椅子が移動します。
動画に美術館が出てきましたが、ディズニーランドのようなテーマパークとかでも実用化できそうです。
また、最初に紹介した落合陽一が考えている自動制御の車椅子も似たようなイメージです。

椅子×AIは、「移動」から始まっていきそうですね。

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